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いざというときに頼りになるミラーリング。これは、あらかじめ2台のハードディスクに同じデータを書き込んでおくことにより、万が一のハードディスク障害に備える方法です。片方のハードディスクが故障しても、もう片方のハードディスクは稼動し続けるので、日常業務がストップすることもありません。
気をつけたいのは、1台目のハードディスクが故障したときのメッセージを見逃さないことと、メッセージを確認した時点で速やかにIBMのコールセンターに連絡することです。「ミラーリングのおかげで、もう1台がちゃんと動いているから大丈夫!」と、対応を遅らせているうちに、そのもう1台も故障してしまった・・・・・・という例もあります。
AS/400ユーザーの皆様、貴社のAS/400は元気ですか?


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吉川ビジネスシステムズはIBMビジネスパートナーです。

2012年現在 取扱い製品:Power Systems(i), System x 】

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どんなエラーメッセージが出る?
ディスクにエラーが発生すると、以下のようなメッセージでエラーを表現します。

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このメッセージを無視していると、今度は定期的に「ミラー保護はまだ保留されている」というメッセージが表示されます。
これらのメッセージが出たら、速やかに
IBMコールセンターに連絡をして、修理を依頼してください。(または弊社までご連絡下さい)

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大事なメッセージを自動で表示するには
通常、メッセージはメッセージ待ち行列に格納され、ユーザーが手動でそれを見に行くようになっています。
メッセージ待ち行列(
QSYSOPR)を中断モード(*BREAK)にすることによって、すべてのメッセージを自動で表示させることもできます。
もちろん、重大度の高いメッセージのみを自動表示させる設定もできます。(ミラー停止のメッセージは重大度
99で、もっとも重大度の高いメッセージです)
[設定するには……]

  コマンド入力画面、または業務プログラム内で下のコマンドを入力してください。
  重大度
99のみのエラーが自動表示されるようになります。
   CHGMSGQ QSYSOPR *BREAK SEV(99)
この設定はコンソール(DSP01など)、または、システム管理者の目がよく行き届く端末に設定することをお勧めします。

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